古いラップトップでFGO目指して3 Cドライブ縮小編

この記事では前記事デュアルブートできるようにしたマシンのCドライブを縮小していきます。
縮小する目的は、
Linux Mint 18.1導入のために縮小したボリューム領域を再度拡大する
Android系OS導入用の領域を確保する
の2つです。


今回は実際に行った試行錯誤の順を追うかたちで説明していきたいと思います。

まずは、前記事の導入手順3.と同じようにドライブの縮小を試みます。
ところが「縮小可能な領域のサイズ」が、ディスクデフラグ後にもかかわらず、
異常に小さいという問題が発生しました。
そこで調べてみるとクリティカルな記事がありました。
http://matasuke.asablo.jp/blog/2015/12/18/7952311を参考に、
デフラグのイベント情報を確認し、移動できなかったファイルを確認します。

移動できなかったファイルというのはおそらく3種類に分けられるんじゃないかと思います。
まずはファイルが壊れている場合。
次に現在動作中のソフトないしサービスがそのファイルを利用している場合。
もう1つはアクセス権限がない場合。

ファイルが壊れている場合は、既に利用もできないことが大半だと思われるので、
保存場所にアクセスし削除してしまいましょう。

現在動作中のソフトないしサービスがファイルを利用している場合は、
利用しているソフトを落とすか、
「Service.msc」を起動して利用しているサービスを停止することで移動可能になると思います。
何というソフト、サービスがファイルを利用しているか判らないときは、
ファイル名でGoogle検索してみましょう。
メジャーなソフト、サービスであればソフト、サービス名が書かれたページがおそらくヒットします。

アクセス権限がない場合は、デフラグで移動したり保存場所を開いて削除はできません。
「System Volume Information」内のファイルが移動できない場合は、
前述の参考記事にあるように「システムの保護」から復元ポイントを削除すると、
同時に削除することができるようです。

移動できなかったファイルを削除するか移動可能にして、
再度デフラグします。

ドライブの縮小から再度のデフラグまでを繰り返すと、
Cドライブの「縮小可能な領域」が大きくなっていきます。

Cドライブ縮小編はここまで。
実は次の記事に書く方法を使うとここまで労力を使わなくても、パーティションの領域拡縮が簡単にできます。
この記事はCドライブ縮小編を謳っていますが、
実際に役立つ場面はCドライブの縮小よりデフラグを通したいときですね。

SEO的には不適なタイトルですが、
何のために自分がやってたかを云えば間違ってないのでこのままにしておこうと思います。

次の記事は、パーティション再設定編です。