Windows 7がブートできない問題1 インストールディスク作成編

古いラップトップでFGOを目指していた際、もともと載ってたWindows 7がブートできなくなりました。
https://blogs.yahoo.co.jp/hasibahidetugu/40429339.html参照)


win7を起動しようとすると、
Windows Boot Managerの画面が表示され、「start to failed.」と書かれています。
win7 windows boot manager start to failed」でググると、クリティカルな記事がヒットしまくりました。
原因はブート位置がズレていること、対処は「スタートアップ修復」を実行しろというのがおおよその内容です。

「スタートアップ修復」ですが、
基本的にwin7はインストールした時にリカバリ用のパーティションを確保しているので、
本来はそこから実行するのが一番手っ取り早いです。
しかし、私の状況ではリカバリ領域もstart to failedになっているためこれは使えませんでした。
では、他の手段はというと、
1. win7リカバリディスクを使う
2. win7のインストールディスクを使う
以上の方法で本来は「スタートアップ修復」が可能です。
ここで"本来は"とするのは当然理由があって、今回の件ではうまく行かなかったからです。

まずは、リカバリディスクでの「スタートアップ修復」を試みました。
家族共用のデスクトップPCで既に作成していたリカバリディスクを利用しました。
このディスクを件のラップトップPCで読み込むと、
「このPCで使っているバージョンでは今入れたリカバリディスクは対応してないよ」という旨の
エラーメッセージが出ます。
どういうことかと思って調べたところ、
「メーカー製のPCではそのメーカーのリカバリディスクしか受け付けない仕様のものがある」とのことです。
ということで、リカバリディスクからの「スタートアップ修復」には失敗しました。

続いてインストールディスクで試みたいところですが、残念ながら我が家にはインストールディスクがありません。
ここで活躍してくれるのがMicrosoftのディスクイメージのダウンロードサービスです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7から、
自分が持っているプロダクトキーを使ってインストール用のISOイメージをダウンロードできます。
win8やwin10もそれぞれのプロダクトキーを持っていれば可能なようです。
ここで最初はラップトップPCのプロダクトキーを使おうとしたのですが、
「プリインストール版のキーなので使えません」という旨のメッセージが出ました。
次に共用デスクトップのキーを入れるとISOイメージがダウンロード可能になりました。
共用デスクトップはドスパラBTOなのでラップトップと同じく自分でインストールしたものではないのですが、
ラップトップはOEM版、デスクトップはDSP版という違いがあったおかげで、キーが通ったようです。
ここでダウンロードしたISOイメージをDVDに書き込みます。
実際に書き込めているのを確認した動画をアップしたので下に貼っておきます。

これでインストールディスクの作成はできました。
次の記事では、実際にインストールディスクを使ってみるとどうなったかについて言及します。